乳がんについて①
今回は乳がんについて私の体験談を書きたいと思います。
長文になります。あしからず🙇♀️
私は会社の健康診断で乳房の箇所に要精密検査の結果が出た。
特に何の症状もなかったので正直「ん?」って思った。再検査のため年明けに病院を予約し、お正月は実家に帰っておせちを食べ、たらふくお酒を飲んだ(酒好き💕)。
そして再検査の日。細い注射針を患部に入れて細胞検査をした。結果は2週間後と言われその日は帰宅。結果が出るまでの2週間は気になって気になってしかたなかった。
そして2週間後。
診察に行ったが結果は何も出なかった。すごくホッとした。ただ、ドクターが「どうしても気になるところがあります。一度大きい病院で診てもらったらどうでしょう?それで何もなければあなたも安心するでしょう?」と言われた。「大きい病院に行くのであれば、半年後に行くとかはやめて下さい。できれば早めに行って下さい」と付け加えて言われた。
どうもしこりがあるらしい。でも自分で触ってみても全くわからない。ずっと骨だと思っていた。
病院は行くだけで疲れる。えーっ嫌!と思ったがそんな事は言えない。家の近所の大学病院を紹介してもらった。
初診の日、紹介状を持ちおそらく何もないだろうと軽い気持ちで行った。そこでは組織診という細胞診より広範囲で病変の様子を観察でき、乳がんかどうか等はっきりとわかる検査をした。
ドクターは女医さんで話しやすかった。「しこりはありますか?自分ではわからなくて」と質問したら「ありますね。かたいのが」とさらっと言われた。この日はこれで帰宅。次の日はマンモグラフィー(マンモは痛い!後退りしてしまい何回も注意された。健康診断の時も毎回注意される💦)とエコー等があった。
なんだか少し嫌な予感がしてきた。
次の週の火曜日、結果を聞くために病院へ。さすが大学病院は結果が出るのが早い!あまり聞きたくないけど。
結果は乳がんだった。晴天の霹靂という言葉はこういう時に使うのか〜等と意味のわからない事をを考えていた。「早期発見だからよかったですね」と言われたがそれが良いのか悪いのか、乳がんについて全く知識の無い私にはわからない。その後血液検査があったが自分の意思とは関係なく涙があふれてきた。
血液検査をしてくれた人は見て見ぬふりをしてくれて何も言わなかった。私のような人を何人も見てきて慣れているのだろう。
私の予想では「大丈夫でしたよ」とドクターに言われて帰宅するつもりだったから、その後子供と外食をする約束をしていた。もう食欲もなくなった。本屋さんで乳がんの本を買って帰った。
看護師さんには、とりあえずそのネイルは取ってくださいね!と言われた。ネイルサロンに行ったばかりなのに😢
その後は検査検査で、何を検査されているのかわからない程だった。MRI、CT、その他諸々‥。骨シンチという検査については名前も初めて聞いたし、それが何なのか全くわからなかった(骨に転移していないか等がわかる検査。注射してから薬が骨に集まってから撮る画像らしい)。
いちばん覚えているのはセンチネルリンパ節生検。私はてっきり検査だと思っていた。それくらい自分で調べてから行けよという感じだが、自分の病気とはなかなか向き合えず、まだ自分が乳がんだなんて思ってなかったので無知なまま病院に行った💦
手術室に入ってわかった。手術じゃねーか!先に言ってくれよ!
終わった後は心身共に疲労がすごかった。
以前病院からもらった説明書を読み直したらちゃんと「センチネルリンパ節外来手術」と書いてあった😩
なめてたわ。
転移はなかったようで今のところ非浸潤がん(乳管や小葉内にとどまっているがん。ちなみに外側の組織にまで広がっているがんを浸潤がんというらしい)だろうと。
「非浸潤がんであれば手術をすればそれで終わりですから。手術をしてみないとわかりませんが、浸潤がんであればまたその後の治療について話をしましょう」とドクターに言われた。
もうすぐ入院と手術がある。コミュ症なので病院に入院するのはすごく憂鬱だ。個室の料金を確認したらとてもじゃないが私には払えない金額!
4人部屋をお願いした。入院したくないな〜と思った😢
続く